農業の学校で食育授業

今日は全寮制の農業の学校で学ぶ学生たちに、後期の食育授業を行いました。
食べ物を食べることは、空腹を満たすことはもちろんのこと、健全な心と体を育むためのトレーニングなのです。
普段何気なく口にしている食べ物ですが、どんなものを、いつ、どのようなシーンで食べるのかということが、実は大変重要な要素になっています。

食育の基本として、3つの柱があります。
1つめ 安心・安全・健康の選食能力を養う
2つめ 衣食住の伝承・しつけは共食(家族の団欒)から
3つめ 食糧問題やエコロジーなど、地球の食を考える

特に、この3つめの柱には、農業が深くかかわってきます。

それからこの授業の面白い所は、農産加工の試作をするところです。
日本農業実践学園の『食物指針』に掲載してある分量を目安に、米粉を使用してベシャメルソースを作りました。
平成12年に策定された食生活指針には「食を楽しみましょう」という項目がある通り、楽しく調理・試食することもかかせません。
残りの授業で、コロナで遅れていた分の内容を挽回して、食育インストラクターを目指したいですね!

それからお知らせです。
今年の収穫祭は、11月23日(祝)直売所にて小規模に開催するそうです。
みなさまどうぞ足をお運びくださいね。