ゴボウのおいしい季節 暮らしの薬膳講座

笠間市トモアカルチャースクール「暮らしの薬膳」後期講座が開講になりました。
月に一度のクラスですが、緊急事態宣言中は施設の都合でお休みしていました。
3か月ぶりの対面レッスンに、会話も弾みます。

今日の調理の主役はゴボウ。
食物繊維が野菜の中でもトップクラスのゴボウは、水溶性と不溶性の2種類の食物繊維がバランスよく含まれています。
薬膳的には「清熱解毒(せいねつげどく)」作用を持ち、体内の有害物質を吸着しながら排泄してくれる働きがあり、コレステロールをコントロールし、腸の動きを活発にするため便通をよくすることで、大腸ガンの予防にも役立つといわれています。
さらに、利尿作用もあることから、腎臓の機能アップにもつながります。

ゴボウの種子は「牛蒡子(ごぼうし)」といい、喉の腫れなど風熱型の風邪の治療薬にも使われています。
これから旬を迎える茨城のゴボウ。
今年の冬も健康に過ごすために、色々な食べ方で摂り入れてほしいなぁ。

今回都合でお休みされた皆さんも、来月は元気な笑顔でお会いしましょう!