糀で暮らしの手仕事

一昨日から育てていた米麹が、お陰さまで本当に良い子に育ちました。
はずは味噌を仕込み、その流れに乗って濁酒を仕込みましたよ。
温度と時間と食材さえ整えば、私達の暮らしの中に欠かせない調味料を簡単に作ることが出来るんですね。その温度と時間の加減が難しいのですが・・・私の師匠に手ほどきを受けて身に付けました。昔の人たちは忙しい毎日の中で食材やさじ加減を見極めながら短時間で仕込んでいたのでしょう。
ここからは覚書です。

師匠にお借りした調理器具で濁酒作り。

粳米を蒸し器で強火で23分間蒸します。蒸し上ったら糀をもみ込みます。

それを井戸水にドライイーストを溶かしたものに混ぜます。その時に樽の底から木べらでかき混ぜます。

途中で糀が水を吸って全体が盛り上がって来ますが、絶対に水を足してはいけません。このまま常温で3~4週間保存して、飲みごろを迎えます。
師匠によると仕込んで4日目ごろから、天国のような臭いが部屋中に漂うそうですよ。
とっても楽しみです!