ジオ丼ランチ会

菜種梅雨の合間に晴れ渡った今日は、ちょうど9年前に東日本大震災があったとは思えないほどの穏やかな一日でした。改めて平凡な毎日が幸せということをかみしめるとともに、自然災害や持続可能な地球環境について考える一日となりました。

新型コロナウイルスの影響で中止となったイベントの発起人となる近隣の学校の先生方が、茨城県水戸市内原町に所在する日本農業実践学園にジオ丼を食べに来てくださいました。
茨城県北ジオパーク構想からは、ジオネット水戸の西原さんが出席くださって茨城の地質について解説。

ジオフーズ宮澤もジオメニューをご用意して、いつものように噴火活動の終息(丼の加熱)を待っている間に食べ方をレクチャー。丼から出ている紐を抜き切ってから10分間は、熱い水蒸気が出て温まる仕組みになっているので丼に触れることが出来ないのです。

そして10分経過した後に、ふたを開けて楽しく発掘作業を開始。みなさん茨城県の石や化石(アンモナイトやアノマロカリス)を発見できたようです。

このジオ丼も将来的には、被災地に温かいご飯を届けられるような存在になりたいと思っています。地質と歴史や文化・災害との関係を改めて考え直した一日となりました。

子ども達にとっても一日でも早く日常生活が戻って来ますように。