笠間公民館2019 前期講座「発酵を学ぶ~菌で元気!」の3回目は、日本酒をテーマに座学&調理実習を行いました。今回は豪雨にもかかわらず、たくさんの受講生の皆様が足をお運びくださり大盛会。座学では、常陸太田の酒蔵「松盛」岡部さんの講義で、実際に日本酒を作っている現場ならではの、日本酒の飲み方や出来上がるまでの楽しいお話を聞きながら熱心な質疑応答が続きました。
講義の後の調理実習では、松盛の酒粕をたっぷりと使用。酒粕は毎年12月末ごろから出来上がるので夏場の在庫は少ないらしく、大吟醸の酒粕は1月以降に出来上がるそうです。その頃を楽しみに今から作るものを考えておくのも楽しみの一つですね!
本日の調理実習メニューはこちら↓
・粕床
・鶏むね肉の粕漬け焼き
・夏野菜の粕漬け
・酒粕粉ふき芋パルミジャーノレッジャーノ
・酒粕豆腐ディップ
・夏野菜のグリル
・バタール
・しょう油糀スープ
日本酒の試飲は都合によりご提供できませんでしたが、晩酌のお伴になるような酒粕たっぷりメニュー。ご家庭でも酒粕ディップにクリームチーズを入れたり、色々アレンジして発酵食品を楽しんでほしいです。
そして今日も元気に調理実習をサポートしてくれた当料理教室の発酵ガールズたち。お陰様で受講生のみなさん全員が、時間内に無事に洋風メニューを完成することができました。笠間公民館の皆さまにも大変お世話になりました。
笠間公民館講座 「発酵を学ぶ~菌で元気!」は、第一回目から納豆→しょう油→日本酒と、常陸発酵食品ネットワーク仲間でリレーして来ました。次回7月18日(木)は味噌編で、最終回のフィナーレを迎えます。皆さまどうぞお楽しみに♪