日本中のどこにもない弁当を作ろうと、
茨城県北ジオパークIPの皆さんと2年前から進めてきた
茨城県北ジオパーク弁当「ジオ丼」プロジェクト。
原材料の栽培、採取、検査、加工、試作を何度も重ねて、
今年2月の茨城県北ビジネスプランコンペティションをきっかけに
試食会ができるまでになり、地元のお弁当屋さんのご協力をいただいて
いよいよ実現に向けて歩み始めています。
今日は、ひたちなか市埋蔵文化財調査センター(2階講座室)にて、
ジオネット水戸・大洗、ひたちなか・東海合同会議が開催され
昼食時には、ジオ丼試食会&意見交換会の貴重なお時間を頂戴しました。
今年4月に開催した茨城県北ジオパーク推進協議会事務局での試食会を皮切りに、
各ジオネット関係者、IPのみなさまとの試食会も終盤を迎え、
ジオ丼の味も、協力体制も、私の説明も、かなり完成度が増してきました。
IPの皆さんは、午後には、「虎塚古墳、十五郎穴ミニジオツアー」と、
「馬渡地区、自噴井戸ミニジオツアー」を開催され、
相互のスキルアップに努められていました。
茨城県北ジオパークIPの皆さんはとても活発に活動されていて、
全国の有名な観光地が顔をそろえる中、なんと茨城県北ジオパークが
ジオ活動ランキング全国4位に入っています!
夏休みには、楽しいイベントもたくさん企画されており、
9月から2か月間開催の「茨城県北芸術祭」にも積極的な協力体制を作られています。
私も含めてそんな情報をもっと地域に伝えていけたらいいのにと思います。
今日は、そんな活動的なIPの皆さんから、
ジオ丼についても、とても建設的なご意見を頂戴して、
私も悩みが吹き飛んで前向きな気持ちになりました。
帰り道、広大なサツマイモ畑の道路脇の、埴輪や土器のオブジェたちが、
古墳の町のイメージを静かに醸し出していました。