祝い膳~楽しい食育料理教室

茨城県笠間市地域交流センターともべTomoaにて、2025年度前期講座『楽しい食育』料理教室が本日より開講になりました。

講師は当料理教室講師 岸本扶貴子先生(全国料理学校協会教師、食育インストラクター、和漢薬膳食医)。

2017年トモアカルチャースクールが始まって以来ずっと続く人気のアットホームなクラスです。

本日は新しい生徒さんも仲間入りし『食育料理技術の基礎』より、日本料理をテーマに座学と調理実習を行いました。

今回のレッスンは茨城でちょうど今旬をむかえている山菜などの食材を使用して、新入学や新生活などおめでたい席でも楽しむことができる祝い膳仕立てに。

朝採れのこごみの下処理や、鯛の下処理など初めての方もいらして、とてもよい体験になったようです。

桜の葉や桜花の香り、ヨモギの緑、鯛のあら煮に添えた木の芽の香りなど、春を感じる仕上がりに「ホッ」と心が和む試食会となりました。

また日本料理の基本のだしをとり「あ、これは昆布だし」「これは鰹」と利き出汁も楽しみました。とくに昆布と鰹の合わせ出しは、出来立てで温かいほうがよりおいしさを感じ、温度によって味覚の感じ方が変わるなど、出汁の奥深さを学ぶことが出来ました。

次回のレッスンは5月21日(水)です。皆さま次回も元気な笑顔でお会いしましょうね。

本文:岸本扶貴子、宮澤孝子

画像:岸本扶貴子