自分の作った農作物の美味しさを、消費者に伝えることのできる農業士を目指して、水戸市内原町に所在する農業専門学校 日本農業実践学園では、食育授業を行っています。
今や食育は、厚生労働省、農林水産省、消費者庁などからも提唱されており、バランスの良い食事はもちろんのこと、安心・安全・健康な食品の選び方や、食事のとり方、食糧問題やエコロジーなどの地球環境まで、幅広い視点から捉えられています。
そして本日の主役は、学生たちが毎日の実習の中で収穫した夏野菜の中で、キュウリとミニトマトにしました。
熱中症の予防のためにも、ミニトマトは糀甘酒シャーベットに加えて食べました。それが今日は猛暑のためか、凍らせておいたシャーベットが溶けるのが速く、トマトの甘酒和えのようになりましたが、学生たちは厳しい意見を述べながらも完食していました。
それから数日前から仕込んでおいた醤油糀で、新しい発酵調味料を作りました。
この新しい発酵調味料は、キュウリにつけて試食をしました。
こちらも学生たちは厳しい意見を述べていましたが、とても参考になります。
規格外の野菜を使って農産加工品作りです。
日本農業実践学園は8月9日~16日まで夏休みに入り、直売所もお休みになります。