今日は自宅兼教室にて、
おうちで楽しめるハッピー薬膳講座を開催しました。
今日の主役は茨城県産の「蓮根」です。
蓮根は、体の中の熱を冷ますことで、体の渇きを潤してくれます。
肺の働きを高めて、喉の渇きや痛み、咳、痰などの改善に効果的です。
とろ~り蓮根汁は、心も体も潤います。
寒性の蓮根と、温性の生姜との組み合わせで、
冷え性の方でも安心です。
一物全体の薬膳の考え方をもとに調理して、
蓮根の傷のある部分や老化している部分を除いては、
皮ごとまるごといただきます。
蓮根の葉は、荷葉(カヨウ)と言って、
楊貴妃も美容のためにお茶にして飲んだと言われています。
また、蓮根の実も「はすの実」として古くから親しまれています。
食材たちは何も言わずに、
ちゃんと人間に必要な環境を整えてくれているんですね。