茨城の家庭料理を世界へ

6月4日にスウェーデンウメオで開催された「グルマン世界料理本大賞」2022において、著書「思い出の料理と綴る自分史『母が紡ぐ和の薬膳』」が自然食部門第2位を受賞し、本日報告会を開催しました。

この本は自分史とレシピ本との2部構成になっていて、自分史の部分では幼少期からの私に感情移入される方や、レシピの部分では思い出の料理に昔の農家を垣間見たという感想がたくさん寄せられています。
現在著書はAmazonやうちの店でも品切れとなってしまい、皆様には大変ご迷惑をおかけしています。増刷中のため7月5日ごろからお渡しできる見込みです。

さて今回のプレゼン渡航は、航空機が予定通り飛ばないことや日々変化する出入国制限などで、直前まで迷っていましたが、英語でのプレゼンを指導してくれた日立市百年塾の菊池さんから「色々あると思うけど、いってらっしゃいよ。」と背中を押され、夫からも「行ってこい。」と言われ、両親の介護は夫に任せ、思い切って急遽単身での渡航を決めました。

著書の編集に協力してくれた山辺さんには、2年前に自分史とレシピのことでご相談。
それから長い間の作業が続き、このような形に仕上げてくださり感謝&感激です。

ウメアでの授賞式で手渡された認定証を、やっと今日の報告会で皆で一緒に手にすることができました。
よーく見てみると、名前のスペルが少々違っている件については事務局へ問い合わせ中。
写真は左から、編集協力の山辺吉子さん、私(著者の宮澤孝子)、器でご協力いただいた島崎小乙里さん、プレゼン指導いただいた菊池庸子さんと一緒に。自分の店の前のいつも眺めているこの景色の中で、心配していた午前中降り続いた雨も上がり、グルマン受賞のご報告とお礼が無事に言えたことに、私は感激で胸がいっぱいでした。

本日はお忙しい中、たくさんの皆様にお集まりいただき、かつ丁寧なお祝いの言葉を頂戴し、本当にありがとうございました。
そして私が6日間留守の間も店を閉めることなく切り盛りしてくれたスタッフにも、心の底から感謝です。

さて、私には次なる目標ができました。
これまで反省したこと盛沢山ですが、この経験を踏まえて自分がどこまでできるのか、夢を描きつつ実現できたらと思っています。

これからも皆様のご指導とご鞭撻を、どうぞよろしくお願いいたします。