6月4日(日本時間5日午前1時ごろ)スウェーデンウメオで開催された「料理本のアカデミー賞」とも言われるグルマン世界料理本大賞2022において、2021年に出版した拙著「思い出の料理と綴る自分史『母が紡ぐ和の薬膳』」が、「ナチュラル・フード」部門の第2位を受賞することができました。
グルマン世界料理本大賞は、1995年にリキュールで有名なコアントロー家出身のエドワール・コアントロー氏によって設立された、世界唯一の料理本アワード。1年間に発行された世界中の料理本やワイン本の中から、各部門でナンバーワンの本がグランプリに選ばれます。グルマンドインターナショナル (cookbookfair.com)
今年は227の地域や国から多数の応募があり、主催者のコアントロ一ファミリーが本のセレクトと真剣に向き合い、コアントロー氏本人が一冊一冊を丁寧に吟味してクオリティーの高い1,558作品をノミネートしたものです。
こちらには「ナチュラル・フード」部門へのノミネートと最終選考会への案内の知らせが3月に届きましたが、入出国制限や飛行機が思うように飛ばない状況もあり、渡航を直前まで迷っていました。
そんな時、苦手な英語のプレゼン翻訳を担当してくれていた菊池さん(日立市百年塾)に「色々大変だと思うけど、いってらっしゃいよ。」と背中を押され、思い切って渡航を決めたのでした。
思い切って出向いたスウェーデンでの最終選考では日本人は3名が参加、そのうちお一人は茨城でもご活躍の山形のイタリアン「アル・ケッチャーノ」奥田シェフで、今回はあることに特化しているという「シングル・サブジェクト」部門と、革新的な内容の本に送られる「イノベーティブ」部門のダブル受賞を成し遂げられました。
今回著書『母が紡ぐ和の薬膳』は惜しくもグランプリは逃してしまいましたが第2位入賞を果たし、茨城の家庭料理を世界に認めてもらえたこと、「感動した」と各国の参加者の方に声をかけられたこと、「外国語版を出さないか」とお話しをいただけたこと、など嬉しさを早く茨城で待っている皆に伝えたいと、下記のように受賞報告会を開くことにいたしました。
どうぞ皆さまお気軽にお立ち寄りください。
報道関係の方は、施設への入館登録をいたしますので、事前にご連絡いただけますようお願いいたします。
<受賞報告会>
日時:2022年6月23日(木)15:00~16:00
会場:シーマークスクエア1階フードコート屋外広場(雨天時はフードコート屋内)
所在地:茨城県日立市東滑川町5-1-3
お問い合せ:宮澤 ☎080-5499-9677 ✉miyazawa@yakuzen-geo.com
思い出の料理と綴る自分史『母が紡ぐ和の薬膳』(152ページ、税込み1,320円)は、craft cafe.5、Amazonなどで扱っています。
<書籍情報>
書籍:思い出の料理と綴る自分史『母が紡ぐ和の薬膳』
著者:宮澤孝子(みやざわ・たかこ)
編集協力:山辺吉子
写真:森島興一
器:島崎小乙里
出版社:株式会社パレード
発売日:2021年10月2日
ISBN:978-4-86522-276-0
仕様:四六判/並製/152ページ
定価:1,320円(本体1,200円+税10%)