秋に向かって腸活!夏に作る糠床

毎日のように日中35℃を超える気温が続き、こんなに残暑が厳しくては私たち人間も、体に良いとされる善玉菌も思うように動くことが出来ません。そんな時、人間は冷房を上手に利用して活動しますが、善玉菌たちも冷蔵庫を上手に利用して育てて行くことで、春や秋に作る糠床と比べて少し手間はかかりますが、秋に向かって美味しい糠床になってくれるのです。

今日は学園手仕事教室で、糠床を作りました。
作り方は、米糠を普通にいつものように材料と合わせます。

旨味成分の天然出汁と、殺菌のための赤唐辛子も入れて。

そして乳酸菌を育てるために、葉物野菜を捨て漬けしました。

出来上がった糠床。これから温度管理をして数週間、熟成するまで育てて行きます。
そんなに手間をかけて過保護にしてもいけません。
毎日のルーティーンのように、話しかけながら様子を見ていきます。
どんな子に育つのか楽しみです。

それから今日は最初に思いがけないハプニングが。
使用するはずだったせっかくの生糠が、私たちより先に、なんと虫たちが食べてしまったのです。仕方なく炒り糠で作ることになりましたが、どこから来たのか、害虫たちの生命力には驚きました。
生糠の取り扱いには、くれぐれも注意しましょう。