寒さに負けない薬膳料理教室~常陸大宮

常陸大宮市山方公民館主催のセミナー山笑学級にて、薬膳料理教室が開催されました。
今日は天気予報の通りに今年一番の寒さとなり、水道が凍ったご家庭もあったそうですが、ここの調理室だけは元気いっぱいで熱気もいっぱい、笑顔があふれておりました。

本日使用した食材には「なんにもないけど、ぜんぶある」という常陸大宮のキャッチコピーのように、何でも揃う地元の食材をたっーぷり使用。アブラナ科の食材もたっぷりで、ケールとブロッコリーを掛け合わせた「ケロッコリー」という面白い野菜も使いました。栄養満点で甘みがある美味しいお野菜でしたよ。
焼売の蒸し焼き↓

イワシを手開きしてたたいたり、いろいろな調理法がありましたが、当料理教室スタッフもサポートしながら、みなさま慣れた手つきで無事にデザートまで完成。お家でも色々アレンジして作ってみてくださいネ。

メニューはこちらです↓
紅花豆腐焼売 付け合わせ(ケロッコリー、キャベツ、ニンジン、パプリカ)辛子醤油
独活の酢みそ和え
昆布と鰹節の出がらしで炒り煮
黒米もち麦ごはん
鰯の当帰つみれ汁
里芋チョコトリュフ
フルーツ(イチゴ、はるか)
ルイボスティー

そして、食後には冷え性の改善&予防のお話をしました。冷えは万病のもとなので、食べ物だけではなく生活習慣の改善が必要ですが、山方のお母さんたちは、そのような生活習慣が自然と身に付いています。

今回の開催にあたり、山方公民館の皆様には大変お世話になりました。後ろの黒板に貼ってある大きな白い紙サイズにレシピをコピーして下さったり、お手間をおかけしてしまいました。
先日の豪雨による久慈川の氾濫時には、山方公民館が長い間避難所となり、住民の生活を守ったそうです。

そして講座の最後に、山笑学級の級長さんから、改めて謝辞をいただいて感無量。これからもそのままの勢いで元気にお過ごしくださいネ。またいつか元気な笑顔でお会いしましょうね。

今回の講座を通して「なんにもないけど、ぜんぶある」という常陸大宮のキャッチコピーのような、ちょっと控えめだけど実は見えない底力があることをひしひしと感じた1日となりました。