2月の食育レッスンともあ

本日は茨城県笠間市地域交流センターともあにて、月に一度の食育レッスン「楽しい食育料理教室」を開講しました。

講師は、当料理教室の岸本扶貴子先生(全国料理学校協会教師)。

本日のテーマは中国料理。皆さん初めての春餅(チュンピン)作りでしたが、生地も上手に作ることが出来ました。包んで食べる具材には茨城県産の旬の野菜をたっぷりと。さらにこのところの寒さに負けないように、冬野菜と生姜のスープと、桃の香りの烏龍茶も添えました。

また今回もお料理を科学的にみていく扶貴子先生の通称「ふきこラボ」を実施。今回は「炒める」について科学的に見ていきました。私達が普段色々なところで見たり聞いたりする「炒める」という作業には、炒める、軽く炒める、良く炒める、油を温めたフライパンで炒める、油を引かずに炒める、など色々な表現がありますが、何とそこには食材と油と鍋との比熱が関係していて、料理を美味しくさせていたのです。

そして実験(調理)ではモヤシを強火で1分炒めたものと、中火で3~4分炒めたものとを食べ比べ。どちらも美味しくはあるのですが、火加減で仕上がりに差が出ることが実感できました。皆さん「炒める」について納得です。

次回の食育レッスンは3月19日(水)いよいよ今年度の最終回です。皆様次回も元気な笑顔でお会いしましょうね!

文章:岸本扶貴子、宮澤孝子

画像:岸本扶貴子