県農林振興公社・県央農林事務所主催の「農場見学&就農相談会」が、水戸市内原町の日本農業実践学園にて開催され、学園産の食材をたっぷり使用して、ランチをご用意させていただきました。
今回は、度重なる台風の影響で、どんな野菜が、どのくらい収穫できるのか直前まで未知の世界でしたが、こんな時だからこそ頑張らねばと、みなさまのご協力をいただきながらお陰さまでオリジナルメニューがたくさん並びました。
・黒米甘薯飯
・新米と秋刀魚の炊き込みご飯
・サトイモとカブの味噌汁
・ジャガわかめバター
・ベジタブルポーク肩ロースとネギの酒粕ゴボウソース焼き
・麻婆トウガン
・カボチャの糀プリン
・有機ベビーリーフとベジヌードルサラダ~バジルソース添え
・菊花とカキのなます
・茹で栗
・ナシ
・トウモロコシのヒゲ茶
新規就農を目指す皆さんは、ワイワイ楽しそうに箸を進めておりました。そしてその間に、農業関係者の方々の講話と熱心な質疑応答も続き、若者たちのパワーで茨城の農業もますます元気になりそうな予感が大です。
そして今回調理をする中で、どんな野菜でも加工する宮澤ですが、おばけ(大きすぎる)トウガンには泣かされました。皮が鋼のように硬くて、でも皮をむくと中は柔らかくてジューシーで、全身筋肉痛になりながら3個も加工しました。一個加工するのに20分。会場にも飾り、県職員さんが中央で手に持っているものが実物です。
その大きすぎるトウガンは、ジャックオーランタンならぬ、ジャックトウガンタンと勝手に名付けました。
持った感じ10kg近くあるのではないかと思います。今回お手伝いさせていただいたジオフーズのガールズ(スタッフ)達もガンバリました。
今回農業者として事例を発表し、新規就農者への相談も受け付けた水戸市「晴れ晴れファーム」の、みかえさんの横にもトウガンタン。
さて、今回のイベントを終えて私が思うことは、新規就農者の皆さんは、これから今年の天候のように予測できないことが沢山起こる年もあると思うし、辛く泣きたくなる事も、もしかしたらあるかもしれないけれど、皆で情報を共有し合いながら、農業のリスクとやりがいを楽しみつつ、農業を頑張ってほしいと思います。何より私たちの毎日の食、日本の未来を担っているのですから。